モルガン・スタンレーのケイティ・ヒューバティ氏の調査によると、Appleはサービスに力を入れているようだ。同社のサービスは2023年には1000億ドル以上に成長すると見込まれている。ヒューバティ氏は、今後5年間でサービス収入がAppleの収入増加の50%以上を占めると予想している。MacRumorsは昨日、Apple MusicがGoogle HomeアプリにGoogleアシスタントサービスとしてPandora、Spotifyなどとともに表示され始めたことを発見したが、ユーザーがサインインしてサービスを利用することはできなかった。これは近日公開予定の機能であることを示唆しており、まもなく動作するようになると予想される。有効になれば、ユーザーはサードパーティ製のGoogleアシスタント搭載スマートスピーカーやスマートディスプレイを含むGoogle Homeデバイスを使用して、Apple Musicコンテンツをストリーミングし、音声で再生や音量をコントロールできるようになる。
以下は、Google Home アプリで Apple Music がどのように表示されるかを示したものです (写真提供: The Verge)。

Appleは昨年12月、Amazon Alexa対応デバイス向けにApple Musicサービスを開始しました。それまでApple Musicが利用できるスマートスピーカーはHomePodのみでした。Appleはサービスをあらゆる場所で利用できるよう拡大することに注力しており、先月のCESでは、iTunesストリーミングサービスがSamsungの新型テレビで利用可能になると発表されました。今後、さらに多くの対応機種が発表される予定です。
来月、Apple がサービスイベントを開催し、Netflix のような新しいストリーミングサービスとニュースサブスクリプションサービスを発表する可能性があるという噂があります。
これらすべては、Appleがサービスの拡大とサブスクリプション型の収益モデルの拡大に注力し始めていることを示唆しています。いつかAndroid版のiCloudアプリが登場するかもしれませんし、個人的にはAndroid版やWindows版のApple NotesアプリがAppleデバイスと同期してくれると嬉しいです。iMessageやFaceTimeも欲しいところですが、それも無理な要求でしょうか?Appleのサービスは、Appleデバイスへの顧客ロイヤルティを維持し、顧客をAppleエコシステムに留めておく上で大きな要素です。Appleがどのサービスを開放し、どのサービスを開放しないのか、今後の展開が注目されます。
(表紙写真クレジット:Cnet)