CBSは、Netflix、Hulu、Amazonビデオなどのストリーミングサービスで多くのテレビ番組を配信していない数少ないネットワークの一つです。現在視聴可能なのは、 『ライフ・イン・ピーシズ』、『ハワイ・ファイブ-オー』、 『パーソン・オブ・インタレスト』 、『ルールズ・オブ・エンゲージメント』、そして昔のテレビシリーズ『ジェリコ』だけです。 『ビッグバン・セオリー』や『スコーピオン』のような番組がストリーミングサービスで視聴できないのは、CBS独自のストリーミングサービス「オールアクセス」があるからです。
このサービスでは、お気に入りのCBSテレビ番組を放送翌日に視聴したり、iPhone、iPad、iPod Touch、Apple TVでライブ視聴したりできます。もちろん、月額料金はCM付きで6.99ドル、CMなしでは9.99ドルです。
All Accessのカタログは、サービス開始からわずか2年という割にはかなり充実しています。新旧合わせて約100種類のプログラムが揃っています。
このサービスの特徴の一つは、ユーザーが地元の放送局をストリーミングできることです。つまり、このアプリを使えば、スマートフォンから直接地元の放送局をストリーミングできるので、非常に便利です。ただし、CBSは、ドクター・フィルやスポーツイベントなど、一部の地元シンジケート番組が放送されない可能性があると述べています。
ストリーミング品質に関しては、本当に良好です。ローカルニュースをストリーミングした時は、1～2分ほど遅れていました。ライブイベントのストリーミングでは、これは当然のことです。ただ、料金を払っているからといって15～30秒遅れないというのは、少し残念です。
更新（4/17）：このサービスは最近、視聴可能なコンテンツに映画を追加しました。これには『スター・トレック』シリーズ5作品とその他11作品が含まれます。今のところ、視聴できる作品はそれほど多くありません。
CBS All Accessの評価は、私から星2.5/4です。このサービスは好調なスタートを切りましたが、ユーザーを獲得するにはテレビ番組だけでは不十分です。CBSは5つの放送ネットワークの中で最も視聴者数が多いので、今後さらに大きな成果を期待しています。Apple TV、Amazon Fire Stick、Rokuで利用できるのは良いことですが、機能面はまだ改善の余地があります。また、CMなし（オンデマンド）のネットワーク1つに9.99ドルを支払うのは、少し高すぎる気がします。
評価：2.5/4つ星
