Appleは本日、開発者向けにiOS 15.4 beta 1をリリースしました。これにより、Face ID搭載iPhoneに新機能が追加されます。この新しいbetaでは、マスク着用中でもFace IDが使用可能になりました。Apple Watchをお持ちの方は、Apple Watchを装着していなくても使用可能です。
Appleは、Face IDが「目の周りの特徴を認識して認証できる」ようになったと述べています。この機能を使用する場合、Face IDを再度使用するには、ソフトウェアが顔の再スキャンを要求します。
「Face IDは、顔全体を認識するように設定されている場合、最も正確です。マスクを着用した状態でFace IDを使用する場合、iPhoneは目の周りの特徴を認識して認証します。」
この機能を設定するには、「設定」の「Face ID とパスコード」に移動し、「マスク着用で Face ID を使用する」という新しいトグルをオンにします。すると、iPhone が顔の再スキャンを要求します。
また、メガネとマスクを同時に着用しながらFace IDの認識精度を向上させるための「メガネを追加」という新しいオプションも追加されましたが、同社によれば、この機能はサングラスには対応していないとのことです。
マスク着用時のFace IDの使用は、普段使用しているメガネをそれぞれ認識するように設定すると最も効果的です。マスク着用時のFace IDはサングラスには対応していません。
Appleがマスク着用時にFace IDシステムをアップデートしたのは今回が初めてではありません。2020年8月にはiOS 14.5をリリースし、マスク着用時でもFace IDが認識され、Apple WatchでiPhoneのロックを解除できるようになりました。
新たなFace IDアップデートは、2021年8月にジョン・プロッサー氏が発表した噂を裏付けるものだった。その噂では、iPhone 13シリーズはマスクや曇ったメガネを装着したままでも認証できると示唆されていた。ただし、この機能はiPhone 13シリーズだけではないようだ。
