ストレージ不足の問題に直面している iOS ユーザーの場合は、未使用のアプリをオフロードすることで、個人データを削除せずにデバイスのスペースを解放することができます。
iOS 11のリリース以降、使用していないアプリのオフロード機能が利用可能になりましたが、この機能について知っている人は少ないかもしれません。この設定をオンにすると、デバイス上で最も使用頻度の低いアプリが一時的に削除されます。アプリに紐付けられた個人データは削除されませんが、それらのアプリが使用していたストレージ容量の大部分が消去されます。これらのアプリはホーム画面に残り、アプリ名の横にダウンロードアイコンが表示され、オフロードされたことが示されます。再び使用する必要が生じた場合は、これらのアイコンをタップするとアプリのダウンロードが再開され、最初から設定し直すことなく、前回終了した場所から使用できます。
使用していないアプリをオフロードする方法は次のとおりです。
ステップ1:設定へ移動
ステップ2:下にスクロールしてApp Storeをクリックします
ステップ3:未使用アプリのオフロードを有効にするオプションが表示されます
または、 「一般」>「iPhoneストレージ設定」に移動すると、この機能をオンにするように勧めるメッセージが表示されます。ここでは、この機能を有効にすることで節約できるストレージの正確な量も確認できます。
アプリを最後にいつ使用したか、あるいは一度も開いていないかを確認することもできます。この設定を有効にすると、最も使用頻度の低いアプリが対象となります。このセクションで各アプリにアクセスし、手動でオフロードすることもできます。
この機能があれば、何を削除し、何を残すか悩む必要はなくなります。個人データを失うことなく、いつでもアプリを再ダウンロードできます。ストレージの問題が頻繁に発生する場合は、この機能を有効にしてください。
