ここ数年、母は少なくとも2台のWindowsノートパソコンを使っていました。子供の頃、我が家ではMicrosoft Windowsパソコンしか使わなかったので、母はWindowsしか知りませんでした。私がMacに乗り換えたのは2014年になってからでしたが、それでも母はWindowsノートパソコンを使い続けました。
私が大学に入学して最初の 2 年間、母はピンクの HP Stream 11 を使用していました。これはしばらくは使用できましたが、メモリ (32GB SSD) がひどく劣化し、Windows 10 がリリースされたときにはインストールすらできない状態になってしまいました。
彼女はMicrosoft Wordの文書とカメラで撮った写真をすべてこの1台のパソコンにまとめたいと思っていました。しかし、当然ながらパソコンは期待に応えてくれず、キーボードのキーもいくつか壊れていました。
そこから、彼女は私に新しいノートパソコンの購入を依頼するようになりました。最終的に、新しいノートパソコンは、2-in-1のDell Inspiron Windows 10（赤）になりました。彼女にとって初めてのタッチスクリーン搭載ノートパソコンだったので、大きな一歩でした。また、彼女のストレージ容量に十分対応できるよう、500GBのハードディスクを搭載するようにしました。
しかし、約2年経ち、再び買い替え時期が来ました。今回の問題は、キーボード（今回も）のキーやボタンが機能せず、タッチスクリーンを使わざるを得なかったことです。画面のベゼルも少し剥がれてきていて、ノートパソコンが壊れやすく、安っぽいプラスチックのように見えました。
彼女がデルのノートパソコンで苦境に陥っていた頃、私は地元のニュース局で無給のインターンシップをしていました。そのため、他の仕事で週末だけ働いて実際にお金を稼ぐしかなく、お金はかなり厳しいものでした。
3月頃、母の誕生日が近づいていたので、兄と私はiPadをプレゼントしようと考えていました。母は前年に私がプレゼントした7インチのKindle Fireタブレットを持っていたのですが、ほとんど使っていませんでした。今思えば、画面サイズが小さかったことと、使い方があまりよくわからなかったことが、母がiPadを敬遠した理由だったと思います。
兄と私は、できるだけ安く購入できるかどうか、そして私がどれだけの金額を出せるかを考え、計算してみました。その結果、iPadの定価（330ドル）を支払わずに、自分たちにとって手頃な値段で購入できる方法を見つけました。
母の誕生日にiPad第6世代をプレゼントしました。しかも、当時Best Buyがセールをしていたおかげでたったの250ドルで買えました。それと、前年に第5世代iPad用に購入したケースも母にプレゼントしました。というのも、私のケースは最終的にOtterBoxのDefenderケースにアップグレードしたからです。
今でも、彼女の新しいiPad（第6世代）は、ウェブ閲覧、ソーシャルメディアのチェック、メールの送受信、ビデオ鑑賞、ゲーム、そして料理のレシピ検索など、毎日のように使っているデバイスです。それに加えて、以前使っていた古いDellのノートパソコンは…クローゼットに眠っていて、使われていません。iPadのパワフルさ、そしてコンピューターをあまり使わない人にとってiPadがどれほど役立つかを、このことからも十分に理解できます。
iPadは、一部の人にとってはノートパソコンの代わりにもなるデバイスです。これは、私たちがテクノロジーの時代を生きていることを物語っています。母がWindowsノートパソコンから離れる手助けができたことを嬉しく思います。そしていつか、母にMacを買ってもらえるように、少しでも力になれたらと思っています。
