今朝、Apple はついに待望の機能「Apple Pay Later」をリリースしました。
Apple Pay Laterは昨年のWWDCで初めて発表されました。ユーザーは50ドルから1,000ドルまでのローンを組んで、6週間にわたり2週間ごとに購入代金を支払うことができます。支払いには利息や手数料はかかりません。
現在、Apple Pay を受け入れている企業では、iPhone や iPad を介したオンライン購入やアプリ内購入でこの支払いが許可されています。
Appleはまた、本日から厳選されたユーザーを「Apple Pay Laterのプレリリース版へのアクセス」に招待し、「今後数カ月以内に対象ユーザー全員に提供する予定」だと述べた。
AppleのApple PayおよびApple Wallet担当副社長ジェニファー・ベイリー氏は、これは全体としてApple Payユーザーにとって良いことであり、この機能の核心はユーザーの財務状況にあると語った。
「お金の管理方法に関して、万人に当てはまる万能なアプローチはありません。多くの人が柔軟な支払い方法を求めています。だからこそ、Apple Pay Laterをユーザーに提供できることを大変嬉しく思っています」と彼女は述べた。「Apple Pay Laterはユーザーの財務状況を考慮して設計されているため、手数料や利息は発生せず、Wallet内で利用・管理できるため、消費者は情報に基づいた責任ある借入判断をより容易に行うことができます。」
ローンと支払いの管理はすべてWalletアプリで行います。カレンダービューが表示されるので、支払いのタイミングをカレンダー上で正確に把握できます。また、支払い期日が近づくとWalletアプリとメールで通知が届きます。支払いはMastercardの分割払いプログラムによって管理されます。
Apple Pay Later自体は、Apple Inc.の子会社であるApple Financial LLCによって管理されています。iOS 16.4およびiPadOS 16.4のユーザーが利用できます。
